222(コラム)

「カフェで勉強」のメリットとデメリットを考える

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「カフェで勉強」って、実際のところどうなの?

街中のカフェやファストフード店などに行くと、ノートや問題集などを広げて勉強している人をよく見かけます。『カフェで勉強』というと、何となくおしゃれでカッコいいイメージを持つ人も多いでしょうが、実際に勉強してみるといい面も悪い面も見えてきます。今回は、『カフェで勉強』のメリット・デメリットについて考えていきましょう。

 

メリット1 気分がアガる

まず、カフェで勉強するメリットを考えてみます。先ほども述べたように、雰囲気のいいカフェで勉強するのは、何かカッコいい感じがします。すると、テンションが上がって気分がのってきます。気分がのってくれば、勉強にも気持ちが入ってくるものです。家では勉強に身が入らないという人にとっては、心理面でプラスといえそうです。

 

メリット2 勉強する場所を複数確保できる

自分の部屋や教室など、同じ場所で何時間も続けて勉強するのが性格的に合わないという人がいます。こうした人は、勉強できる場所を複数用意しておくことで、気持ちを切り替えながら勉強を続けることができます。また、家にいると家族が話しかけてきて集中できないということもあるでしょう。小さな弟妹がいる家庭はなおさらです。そのような人にとっても、家の外に勉強できる場所を見つけておくのは重要なことです。

 

メリット3 集中力が鍛えられる

カフェのような、まわりに人がいる公共の場所で勉強することには、もう一つ見逃せないメリットがあります。それは、集中力アップが期待できることです。

 

街中には、人の話し声や音楽、自動車の通る音などの『生活音』があふれています。こうした生活音は、気にしてしまうと気になって仕方ないものですが、いざ目の前の勉強に集中し始めると、不思議と気にならなくなるものです。カフェなどでは、まわりに音があふれているので自然と集中力を使うことになり、集中力が鍛えられるという効果が期待できます。

 

デメリット1 お金がかかる

一方、デメリットとしてまず挙げられるのは、金銭的負担です。カフェやファストフード店では、当然ながらドリンクやフードを注文しなくてはいけません。小中学生や高校生が毎日のように利用するのはちょっと難しいでしょう。

 

それに、混んでいる時間には『勉強お断り』という店もあります。そうした状況を受けて、近年はいわゆる『有料自習室』のサービスも広がっていますが、こちらも入会金や利用料がかかります。お金に余裕のある社会人ならまだしも、小中学生や高校生のうちは毎日のように利用するのは難しいでしょう。

 

デメリット2 向き不向きがある

先ほども挙げたように、生活音のする環境での勉強は、慣れると集中力アップが期待できます。しかし、音がしたり人の動きがあったりするのがどうしても気になってしまうという人にとっては逆効果になりかねません。「自分には合わないな」と思ったら、勉強する場所は家や教室だけにしておいたほうがいいでしょう。

 

いかがでしょうか? 自分の性格などに合わせて、上手に勉強場所を使い分けていくようにしましょう。

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