222(コラム)

しっかりと対策をして、スムーズな三者面談を

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しっかりと対策をして、スムーズな三者面談を

高校の三者面談は、子供の成績を把握した上で今後の進路について話し合いをする、とても重要な機会です。

 

しかし、三者面談の時間は限られています。具体的な話をするには、親と子供が事前に準備をして、スムーズに話ができるように備えることが大切です。

 

今回は三者面談を効率良く進めるために実践してほしい、3つのポイントを紹介します。

 

事前に成績を把握しておこう

三者面談では、先生が学校における子供の状況、つまり成績や学校生活などについて説明することが一般的です。しかし、この説明に時間を費やしすぎて、本格的に受験対策の話をする時間がなくなってしまうおそれがあります。

 

事前に子供の成績をある程度把握しておくと、先生の説明がスムーズに進みます。事前に定期試験の結果や模試の成績に目を通して、現時点での子供の学力を理解しておきましょう。

この時に、最近の成績の推移やどんな科目が得意かといった具体的な情報まで理解していると、面談を効率良く進めることができます。

 

先生から直接話や指導を聞ける機会ですから、できるだけ有意義な時間にできるよう、前もって子供の状況を把握しておき、一緒に具体的な受験対策まで話を進めましょう。

 

明確な受験プランを立てておく

親と子供の間で受験プランの共有ができていないと、先生に希望を伝える時に混乱が起きてしまう可能性があります。

 

そうならないために、三者面談の前に子供と話す機会をつくり、学びたいことや第一志望の大学といった希望を聞いておきましょう。

 

その内容が親の想定していた受験プランと違う場合には、しっかりと話し合ってすり合わせ、受験プランを明確にしておくことが大切です。

 

その話し合いでは、滑り止めの大学も決めておきましょう。具体的に受験プランを立てておくことで、三者面談では第一志望の学校に合格できる可能性や合格するための対策といった、より実際的な情報を得られる可能性が高くなります。

 

あらかじめ先生に質問したいことを決めておきましょう。

 

三者面談でのやり取りを想定しておく

三者面談では、希望とは違う大学の受験を薦められるなど、想定していなかった展開になる場合もあります。そうなった時に動揺しないように、思いもよらない提案をされるケースを想定しておくことも大切です。

 

例えば、親は子供の校外模試の結果や過去問の点数などを判断材料にして第一志望の学校を判断することがありますが、学校の先生はそういった情報を知らず、学校の成績などを判断材料にして、第一志望の学校を提案するケースがあります。

 

校外模試の成績表や過去問の点数がわかるものを用意しておきましょう。自分たちの希望を伝える資料として役に立つ場合があります。

 

学校の先生も、受験をサポートしてくれる大切な協力者です。そして三者面談は、志望校などの情報を先生と共有し、具体的な対策を立てることができる貴重な機会です。

 

この機会を活用するためには、親と子供が積極的に三者面談にのぞむことが大切です。有効な話し合いができるように、事前にしっかりと準備をしましょう。

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