受験生も体を動かそう。運動のメリットを紹介します
受験生も体を動かそう。運動のメリットを紹介します
受験勉強に打ちこんでいる期間は、運動不足になってしまいがちです。
ですが、運動は健康的な生活を送るためには大切な習慣です。運動を続けることで体の機能は向上し、さまざまなメリットを得ることができます。それらのメリットの中には、受験生にとって大切なものも含まれています。
ここでは、運動によって得られる効果と、受験勉強の間でも続けやすい運動の一例を紹介します。それぞれの具体的な内容を把握して、生活習慣の改善をはかりましょう。
受験生にとって運動が大切な理由とは?
運動の習慣によって得られる大きなメリットの1つは、風邪に備えられることです。
受験シーズンには風邪が流行りやすく、受験当日に風邪をひいてしまう受験生がたくさんいます。受験シーズンの体調管理は、受験生の大事な注意点の1つです。
あまり運動をしない人は免疫力が低下して、風邪をひきやすくなると言えます。日ごろから運動を続けることが、風邪の予防につながるのです。
また、運動には脳の活性化につながるというメリットもあります。運動は脳に刺激を与え、記憶力や思考力などを高める効果があることがわかっています。
ウォーキングやストレッチ、筋トレといった運動は、脳の活性化には有効な方法です。こうした運動を日常的に続けることで、受験勉強の効率アップが期待できます。
受験生に有効な運動は?
免疫力を高めたり、脳の働きを活性化させるためにも、運動の習慣をつけることは大切です。
ですが、勉強に多くの時間を使わないといけない受験生にとって、本格的な運動を毎日続けるのは大変です。ここでは受験生でも簡単に続けられる運動の例として、ウォーキングとストレッチを紹介します。
・ウォーキング
ウォーキングには、ウィルスや細菌を退治してくれる『ナチュラルキラー細胞』という細胞の働きを活発にして、免疫力を高めてくれる効果があると知られています。
免疫力や記憶力、学習能力を向上させるためには、毎日30分ほどのウォーキングを続けることが大切です。ウォーキングのために30分も時間をつくるのが難しい人は、短い時間でも毎日ウォーキングを続けるようにして、この習慣を定着させましょう。
・ストレッチ
ストレッチも、免疫力の向上や脳の活性化につながる有効な運動です。
これから紹介する3つのストレッチは簡単にできる上に体の緊張がほぐせる、勉強の合間にぴったりな運動です。
- 手首のストレッチ
左手の甲の部分を顔にむけて前に伸ばし、右手で左手の親指以外の指を軽くおさえて、ゆっくりと手前に引く。10秒くらい行ったあと、左手と右手を入れかえる。
- 腕のストレッチ
机の前に立ち、指を自分の方に向ける形で手のひらを机の上に載せる(腕に体重をかける姿勢で)。次にひじを伸ばして、この姿勢を維持する。この時に肩を後ろに引くと、手首を伸ばすことができる。
- 首のストレッチ
反対側の肩が上がらないように首を右にかたむけて、その姿勢を維持する。終わったら、反対側の首でも同じ動きを行う。
第一に優先させるのは受験勉強ですが、風邪の予防や脳の活性化につながる運動も、受験生に大事にしてほしい習慣です。
今回紹介したウォーキングやストレッチは気分をリフレッシュさせることができるので、勉強の間の気分転換にも向いています。休憩の時間などを活用して、適度な運動を続けましょう。