「面倒見の良い大学」で13年連続1位。金沢工業大学の魅力とは
「面倒見の良い大学」で13年連続1位。金沢工業大学の魅力とは
大学通信が行い、教育進学総合研究所やサンデー毎日に掲載された「面倒見の良い大学」ランキングで、金沢工業大学が13年連続で1位に選ばれました。同大学は他にも、サンデー毎日が公表した実就職率ランキングで1位、2016年に公表された「入学後に生徒を伸ばしてくれる大学」で3位など、多くのランキングで上位を獲得しています。
金沢工業大学はどのような理由で高い評価を得ているのでしょうか。その内容を通して、大学選びで注目するポイントを把握しましょう。
多くの進路指導教諭が金沢工業大学を高評価
大学通信では毎年、全国の進学校の進路指導教諭を対象におすすめの大学についてのアンケート調査を行い、その結果をもとにランキングを作成しています。2017年のランキングが、大学通信が運営する情報サイト「教育進学総合研究所」と、サンデー毎日2017年9月17日号の特集「全国648校進路指導教諭が評価。努力を生かす“間違わない”志望校選びはプロに聞け!」に掲載されました。
「面倒見の良い大学」で1位を獲得した理由とは?
2017年のランキングを紹介したサンデー毎日の記事では、数理や専門基礎力をしっかり身につけることで「今後、目まぐるしく変わる技術革新についていける」という考えのもと、各種の学習支援を行っていることが紹介されています。
また、2015年のサンデー毎日の記事で同様のランキングが掲載された際には、進路指導教諭からのコメントとして寄せられた「基礎基本からしっかり教育している」「入学させた学生に大学の専門教育に耐え得る力をつけている」「生活面まで見てくれ、学生が入学後伸びる大学」などという声も紹介され、さまざまな面で高く評価されていることを示しています。
これらの評価を裏づけるように、2015年のサンデー毎日のランキングには「就職に力を入れている大学」2位、「入学後に生徒を伸ばしてくれる大学」5位など、他のランキングでも上位を獲得しています。2017年のランキングでも「就職に力を入れている大学」2位、「入学後に生徒を伸ばしてくれる大学」4位と上位をキープしています。さらにサンデー毎日8月6日号の「全国240大学 実就職率ランキング」では、金沢工業大学の実就職率(就職者数÷[卒業(修了)者数-大学院進学者数]×100で算出した値)が国公私立含め1位と公表され、就職面で実績を上げていることを明らかにしています。
今回紹介した事例のように、金沢工業大学は多くの進学校の進路指導教諭から、教育、生活、就職と総合的に高い評価を得ています。実就職率が高い点も考慮すると、確かに学生にとって恵まれた進学先といえるでしょう。こうしたランキングにも注目すると、より良い大学に出会えるかも知れません。