【中学・高校受験】時事問題の対策法を徹底解説
時事問題はどう対策するかがカギ
中学入試や高校入試を控える受験生にとって、時事問題の対策はとても重要です。
とはいえ、時事問題は教科書に載っていません。新聞やニュースからピックアップするにせよ、範囲が広く、どこからどこまでを対策すれば良いか悩んでしまうのではないでしょうか?
時事問題は、対策法を抑えておけば、効率良く得点アップを目指すことができます。
時事問題とは?
時事問題とは、ここ最近(1〜2年以内)で世の中に起きたニュースや事件、社会情勢、政治経済などの分野から出題される問題です。たいていは大きな事件や、多くの人が関心を持っている出来事などがテーマとして選ばれます。
時事問題を出題する狙いは、身の回りで起きているニュースに対して関心を持っているか、社会に対して問題意識を持っているかなどを計ることにあります。
出題範囲が広く、どこから出題されるのかわからないため、一夜漬けで対策するのは困難です。
時事問題の重要性
時事問題は社会科や理科の定期テストで出題されることが多いです。英語や国語においても、長文問題のテーマとして時事問題が取り上げられるなど、複数の教科で出題されることも珍しくありません。
今後新たな成績評価基準が採用されれば、出題頻度や配点のウエイトが大きくなると予想されます。
また、中学入試や高校入試で出題されるケースも増えており、時事問題の重要性は年々増しているといえるでしょう。
どんな問題が出題されるか?
時事問題は社会科では次のようなテーマが出題されます。
・政治の動向や選挙関連
・国際紛争、外交問題
・景気や経済関連
・ノーベル賞関連
・スポーツやオリンピック関連
・社会的事件
また、理科における代表的なテーマは次のとおりです。
・気象、自然災害
・環境問題
・宇宙開発、天体現象
・最新科学技術
・ノーベル賞関連
いずれも、普段から新聞やテレビのニュースに関心を持っていれば、理解できるようなテーマからピックアップされることが多いようです。
時事問題の攻略法
時事問題に強くなるためには、普段からニュースに触れることが一番です。
はじめのうちは難しいと思われるかもしれませんが、新聞を読むことをおすすめします。慣れるまでは一面の見出しだけを読むだけで構いません。新聞の一面には重要なトピックスが並んでいるので、それをなぞるだけでも基礎力を鍛えることができます。
社会でどんな出来事が起きているか何となくわかってきたら、もう少し踏み込んでみましょう。
知らない単語や用語がたくさん出てくるはずなので、それらについて調べ、ノートに書いていきます。
わからないことはすぐに調べるのが、時事問題に強くなるコツです。この作業を続けていくと、最初は理解できなかった新聞の内容も、だんだん頭に入ってくるようになります。
さらに深掘りしてみよう
新聞がある程度読めるようになったら、今度は自分が興味や関心を持った出来事に対して、自分の意見をまとめてみましょう。
自分がニュースの当事者だったらどうするか、どう思うかなど、情報を一方的に受け取るだけでなく、自分なりに考えることでニュースに対する理解度が飛躍的に高まります。
その考えを両親や先生、友達などと話し合うのも効果的です。ひとつの出来事に対して、他人が自分と同じ感想を持っているとは限りません。自分と他人の考え方の違いを知ることは、思考力や社会性を身につけるのに役立ちます。
効率の良い時事問題の対策法
時事問題に強くなるには日々の積み重ねが重要ですが、定期テストや入試が間近に迫り、時間的な余裕がない方は、要点を抑えて効率的に勉強する必要があります。
そんなときに役立つのが「時事問題学習サイト」や「時事問題クイズ」といったインターネットサイトです。これらのサイトでは、入試問題に扱われやすい直近のニュースやトピックス、キーワードが紹介されています。
また、どうしても新聞やニュースに興味が持てないという方は、クイズ形式で楽しく時事問題を学習できるサイトもあるので、活用してみてはいかがでしょうか。