222(コラム)

小学生から身につけたい勉強習慣。習慣化する方法とは

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小学生から身につけたい「勉強の習慣」

高校受験や大学受験、資格取得など、人はいくつになっても何らかの形で勉強をする必要があります。将来に渡って自学自習が行えるようになるには、小学生のうちから勉強の習慣を身につけることが重要です。

勉強の習慣が身につけば、自ずと成績も上がりやすくなります。

 

しかし、親が頭ごなしに「勉強しなさい」と叱っても、子どもはなかなか勉強をしてくれないものです。子どもに勉強の習慣を身につけさせるには、どうすれば良いのでしょうか。

 

勉強を習慣化する方法1:目標や計画を決める

最初に、「なぜ勉強をするのか」を理解できるように、目標を定めておきます。大きな目標ではなく、「いつまでにドリルを1冊終わらせる」「九九が暗唱できるようになる」など、簡単で具体的な目標を立てるのがポイントです。

小さな目標をクリアしていくことで達成感を得られれば、勉強に対する意欲も高まります。

 

また、目標を決めたら、どのようにすれば目標を達成できるのかを考えて、計画も立てましょう。目標までの道筋を具体的に定めれば、勉強に対するやる気を持ち続けられます。

 

計画の立て方は、1日1ページはドリルを進める、毎日10分間勉強を行うなど、無理のない範囲で構いませんが、「その計画で目標を達成できるのか?」を考えることが重要です。

計画通りに進めても目標が達成できないとなると、子どもがやる気を失ってしまう可能性も捨てきれません。

 

 

勉強を習慣化する方法2:ルーティンを作る

目標や計画を立てたら、勉強する時間や場所を決めましょう。毎日決まった時間、決まった場所で勉強を繰り返せば、少しずつ勉強に対する嫌悪感や抵抗感が薄れていきます。

 

例えば、学校から帰宅して手洗いを済ませたらリビングで10分だけ勉強をする、夜ご飯を食べたら宿題を行う、などという流れを作って、毎日それに沿って行動するようにします。

 

ただし、体調などによってはルーティンを守れない日もあるはずです。無理やり勉強をさせるのではなく、状況に応じて柔軟に対応する必要があります。

 

 

勉強を習慣化する方法3:親も一緒に勉強する

子どもは、周囲の大人の行動に大きく影響を受けます。親がスマートフォンを眺めているだけでは、子どもも自主的に勉強しようとは思わないはずです。

 

子どもに勉強の習慣を身につけさせたい場合は、親も勉強する姿を見せるのが効果的です。子どもが勉強している間は、親も本を読んだり、資格や仕事の勉強をしたりすることをおすすめします。

子どもと一緒に勉強すれば、親子のコミュニケーションを取ることにもつながるでしょう。

 

 

子どもの年齢に応じて対応することも大切

小学生は、学年によってできることが大きく異なります。子どもの年齢に応じて、目標や勉強時間などを調整することが大切です。

 

例えば、小学校低学年の子どもの場合は、長い時間机に向かうのは難しいかもしれません。5分や10分で構わないので、机に向かって勉強する習慣を身につけることを目標とする必要があります。

学校で習ったことを親から聞いてみるのも有効です。自ずと復習になり、子どもがわからないことを明確にできます。

 

中学年や高学年になると、授業の内容が難しくなり、勉強量も増えます。宿題に加えて、授業の復習にかける時間を多めに作るようにしましょう。

目安としては、学年×10分程度の勉強時間を確保するようにします。

 

 

親が管理し過ぎるのはNG

子どもが勉強をしないからと、「勉強しなさい」と叱ったり、勉強を強要したりするのは避けることが重要です。無理やり勉強をさせられているというイメージがつくことで、やる気を失ってしまう場合があります。

 

また、勉強する場所の環境も整えるようにしましょう。テレビやゲーム、漫画などが近くにあると、集中力が落ちてしまいます。

子どもが勉強している間はテレビを消す、ゲームや漫画を片づけるなど、勉強しやすい環境作りを心がけることも大切です。

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