222(コラム)

英語以外でも効果絶大! 音読を活用した勉強法のメリット

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英語以外の勉強にも活用したい「音読」

黙って読んでいる際はわからなかった文章が、声に出してみたら途端に理解できるようになった、という経験はありませんか? 英語の勉強に取り入れられることが多い「音読」ですが、実は英語以外の教科でも高い効果を発揮する勉強法のひとつです。

 

音読を上手に活用することで、さまざまな勉強を効率的に行えるようになります。

暗記ができない、やる気が出ないなど、勉強に対する悩みを抱えている方は、試してみてはいかがでしょうか。

音読のメリット1:記憶に残りやすい

人の脳は、刺激を感じると記憶力が上がるといわれています。

音読は、「目で文章を見る」「見た文章を声に出す」「声に出した内容を耳で聞く」と、目・口・耳を一度に使う勉強法です。黙って文章を読む「黙読」よりも、たくさんの刺激を脳に与えることができるため、記憶に残りやすくなります。

 

効率的に暗記したい場合は、単語帳や参考書を眺めるだけではなく、声に出して読んでみるのがおすすめです。

 

 

音読のメリット2:読み飛ばしを防げる

「正しくない選択肢を選べ」という問題で「正しい選択肢」を選んでしまった、平仮名・カタカナと指定があったのに漢字で書いてしまった、などという経験がある方は多いかもしれません。

黙読の場合、自分では正確に読んでいるつもりでも、実は単語や文章を読み飛ばしていて、内容を理解しきれていないことはよくあります。

 

一方で、音読なら文章を読み飛ばしてしまう恐れはありません。問題文を読み飛ばさず、正確に読むクセを身につけることにつながります。

 

 

音読のメリット3:どこでも勉強できる

参考書やノートにペンで書きこむ勉強法は、机と椅子が必要になるため、できる場所が限られてしまいます。

 

しかし、音読なら教科書や参考書といった読むものがあり、声を出しても問題ない場所なら、トイレやお風呂、庭、通学途中など、どこでも行うことが可能です。

場所を変えながら勉強を行うことで、気分転換にもつながるでしょう。

 

 

音読を行うコツ

音読はメリットが多い勉強法ですが、適当に行うと効果が薄れてしまいます。

最初に、文章を読み飛ばさないことを心がけましょう。文章を口に出していても、内容が理解できていなければ意味はありません。1文ずつ丁寧に読み、内容を理解することが大切です。

 

また、音読は脳が活性化する朝に行うのが効果的とされています。朝起きてから、学校や会社に行くまでの間に、音読の時間を設けるのも良いでしょう。

時間を作るのが難しい場合は、寝る前や通学中、お風呂の中など、隙間時間で行うのもおすすめです。

 

 

耳栓をしての音読も効果的

耳栓やイヤホンをして音読するのも効果的です。耳を塞ぐことで、周りの雑音が聞こえなくなるので、自分の声だけに集中できます。

 

小さい声で音読する方法も、骨伝導で自分の声を聞くことができるため、集中力は高まるとされています。大きな声が出せない場所でも有効な方法なので、試してみてはいかがでしょうか。

 

また、教科書や参考書を音読する時は、文字を指でなぞりながら読むのもおすすめです。どこを読んでいるのかわかりやすくなり、読み飛ばしてしまう可能性を減らせます。

 

 

いつもの勉強の前に行ってみるのもおすすめ

音読を行うと脳が刺激され、やる気も湧いてきます。いつもの勉強を行う前に、音読する時間を設けるのもおすすめです。

やる気が起きない時に音読を行うことで、勉強に対するやる気が湧く可能性もあります。

 

目・口・耳と、さまざまな部分を使う音読は、ただ教科書や参考書を眺めるよりも記憶に定着しやすい勉強法です。理解しにくい文章も、声に出すことで理解しやすくなります。

英語以外の教科でも有効な勉強法なので、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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