222(コラム)

ゲームと勉強の両立は「ルール作り」が大切

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ゲームと勉強の両立はできる!

「うちの子どもはゲームばかりやっていて、勉強を全然していない」とお悩みの方は多いかもしれません。

 

ストーリーの続きが気になったり、新しいアイテムを手に入れたりと、ゲームはプレーヤーを楽しませるさまざまな工夫がされています。宿題もやらずに我が子がゲームに夢中になっていると、不安になってしまうのも当然の話です。

ゲームを夜遅くまでやり続けた結果、生活習慣が乱れてしまうことも考えられます。

しかし、ゲームは子ども同士のコミュニケーションツールになったり、ストレス解消の手段になったりすることもあります。ゲームを完全に禁止するというのは難しいかもしれません。

 

ゲームと勉強を上手に両立させるためには、どのようなスタンスでゲームを取り扱えば良いのでしょうか。

 

 

ゲームをする時間を決めておこう

ゲームに熱中すると、すぐに時間が経ってしまうものです。だからといって、ゲームを完全に禁止すると、子どもがストレスを感じる原因になります。

 

勉強とゲームを両立させたい時は、ゲームをする時間を決めてしまうのがおすすめです。「ゲームは1日1時間」といった合計時間を決める方法でも「ご飯を食べてから21時まで」といった具体的な時間を決めておく方法でも構いません。

ゲームを行う時間をあらかじめ決めておくことで、勉強との切り替えが行いやすくなります。時間を管理する練習になるのもメリットです。

 

また、その日の勉強を終わらせてからゲームを遊ぶ、というルールを設けることも大切です。「1日これくらい勉強したらゲームをしても良いよ」といった約束しておけば、勉強習慣を身につけるきっかけにもなるでしょう。

 

 

ゲームをする場所のルールを作るのも有効

時間だけでなく、ゲームをプレーする場所のルールも作っておきましょう。人目につかない自分の部屋でゲームをしていると、他の物事を忘れてゲームに熱中する恐れがあります。

勉強する部屋とゲームをする部屋を分けることで、勉強に集中しやすい環境を作ることが可能です。

 

ゲームをしても良い場所は、リビングにすることをおすすめします。他の家族の目があるリビングなら、自然とゲームのやりすぎを防ぐことができます。

子どもがゲームに没頭している時に、親が自然と声掛けしやすいのもメリットです。

 

 

勉強中はゲーム機を遠ざける

勉強中は、ゲーム機やスマートフォンなどを物理的に遠ざけておきましょう。手の届かない範囲にゲーム機を置いてしまえば、勉強に集中しやすくなります。

 

それでもゲームのことが気になって集中できない子どもの場合は、親がゲーム機やスマートフォンを預かっておく方法も有効です。

 

 

遊ぶゲームの種類を決めるのもおすすめ

ゲームのやりすぎを防ぐには、遊ぶゲームのジャンルにも注意する必要があります。例えば、対戦型のオンラインゲームや街づくり(都市開発)を行うゲームなどは、やめ時が難しいため長く続けやすいです。

 

時間になったらすぐに終了できるジャンルのゲームを選ぶと良いでしょう。スタミナ制を採用しているスマートフォン向けのゲームも、区切りをつけやすいのでおすすめです。

 

 

ルールを決めてゲームと上手に付き合おう

ゲームは100%悪いものではありません。友人とのコミュニケーションのきっかけになったり、ゲームプレーの中で思考力や判断力といった能力を鍛えたりする効果が期待できます。子どものストレス解消につながることもあるでしょう。

 

とはいえ、ゲームに熱中した結果、勉強時間が短くなったり、生活習慣が乱れて寝不足になったりといった悪影響も考えられます。

 

ゲームをするタイミングや時間、場所などを事前に決めておき、上手に付き合うことが大切です。ご紹介した内容を参考に、ゲームとの上手な付き合い方を、今一度考えてみてはいかがでしょうか。

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