英語の傾向と対策
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中学3年間に学ぶ基礎的な事柄について、「聞く・話す・読む・書く」の全領域にわたって幅広く運用できるか見られます。
例年、リスニング3題、長文読解総合問題が3題、図表を参考にした適語補充問題が1題、語法や語順の問題が1題、作文が1題という大問9題程度の構成になっています。
また記述式の解答や独自性を重視する傾向があり、完全記述式の英問英答や作文問題が出題されています。
全体的に対話文の問題が多いことが特徴です。
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特に念入りに確認しておくとよいのが、①必須単語の綴り、②動詞の活用などの語形変化、③各種の疑問文と答え方、④会話でよく使う慣用表現、および依頼・勧誘・許可・申し出等の表現などです。
教科書本文を何度も音読して、基本的な英文に慣れるようにしましょう。
またテーマ作文に対処するために、既習の表現を利用して、自分の身近な事柄を書く練習をしておきましょう。
リスニング対策としては、外国人の先生の授業やCD教材を集中して聞くほか、ラジオやテレビの初級レベルの英会話講座を頻繁に聞くように心がけましょう。
数学の傾向と対策
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大問が5題前後、うち2~3題が独立小問集合形式、残りが論証や作図を含む総合問題で、全部で20問程度の出題となっています。
小問は、1題が数・式と方程式の計算問題、他の1~2題が方程式の応用や確率、図形を中心とした内容です。
また総合題は関数、図形がメインで、関数・図形の融合題も予想されます。さらに、特殊・新傾向問題からの出題も考えられるので、どの教科も偏りがないように満遍なく勉強をするようにしましょう。
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基本的には、基礎固めにより知識と理解を含め、問題をこなすことで応用力を養い、加えて計算力の強化により解答のスピードアップを図るといった3段階の勉強が理想的です。
問題は一見難しそうに見えますが、着眼点がよければ簡単に解けるものも多くあります。
そのためには基礎力の上に成り立つ「解法のカン」を養うことで、応用問題や総合問題を解く力をつけることができるのです。
さらにこれと平行して、過去数年間の入試問題も早めに解いて問題の傾向を掴んでおくようにしましょう。
国語の傾向と対策
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問題は大問6問という構成です。
1は放送による聞き取りの問題、2・3は漢字の読み書きの問題が5問ずつとなっています。
ほとんどは基本的なものですが、読みの方にやや難しいものが混じっています。
4は国語の知識の問題で、敬語など基本的な知識を問う内容です。
5は論説文、6は小説、7は古文の読解問題となっていて、論説文は要旨の把握、小説は心情の理解が設問の中心になります。
また古文は内容理解や現代語訳に関する出題が予想されます。
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漢字と文法問題が配点の3割程度を占めると思われるので、まずこれらを完璧に準備しておきましょう。漢字は小中学校で学んだものの読み書き、文法は便覧などを参考に、基本的な問題集に繰り返し取り組むとよいです。
読解問題は記述式の問題が多く見られるので、問題集は解説が詳しく記述式の問題の多いものを選び、正答に至るまでの道筋をしっかり理解するようにします。
また作文に関しては、40~50字と字数を決めて、毎日短い日記をつけるのもよい練習になります。新聞のコラムなどをつかった要約などにも慣れておくといいでしょう。
理科の傾向と対策
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物理・化学・生物・地学の4つの領域から各2題ずつ、計8題の構成となっています。
毎年各分野からバランスよく出題されるため、満遍なく学習することが必要です。
出題形式としては記述力重視の傾向が見られ、また図の読み取りや計算結果を書かせる問題も頻出なので、知識を詰め込むだけではない、原理や実験内容を把握した内容理解が求められます。
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前述したとおり、理科用語、図やグラフ、公式、化学式や化学反応式などには、単なる丸暗記ではなく、本質的な内容を理解していないといけません。
最も有効な方法としては、自分なりの「理科ノート」を作成していくことです。
それぞれの単元にかかわる基本事項や、実験・観察の方法、結果、考察について丹念にまとめていきましょう。教科書に書いてある語句とその意味や、図、グラフなどをそのまま書いていってもいいですよ。
こうした作業を続けていくことで、自然に記述力はついてくるはずです。
これに加えて、問題集や過去問にも習熟できれば万全です。
社会の傾向と対策
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地理、歴史、公民から2~3題ずつ、年度によっては総合問題が1題といったバランスのよい構成が続いています。
内容では千葉県に関連した問題が出題される可能性は高いです。
地理からは、日本地理、世界地理、地形図が出題されており、世界地理からは4~9問から1~2問を解答する選択問題も含まれます。
また歴史は近現代史が1題とそれ以前の歴史が1題出題されています。
公民は、政治からは民主政治の特色、経済では財政や貿易にも気をつけましょう。
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さまざまな資料を用いた発展的な問題が出題されているため、そうした問題を解くカギとなる基礎をまず固めることが重要です。
普段の学習から、地図や図表を用いた問題に対応できるように、統計から何をよみとるか、指定された字数でどのように意見をまとめるかなど考えて問題を解くようにしましょう。
また地理からは例年、地図記号や等高線など地形図が出題されているので注意が必要です。
さらに公民などは、普段から新聞やニュースに興味を持つなど、時事的な問題にも目を配るようにしましょう。