農林・獣医・水産系の特徴

食料不足の問題が世界的な問題となっている現代において、農業が改めて注目されています。 農学では、基礎分野から実践的な知識まで農業について幅広い分野を科学的にトータルに学んでいきます。農芸化学は、肥料や農薬、微生物に関してなど、実験を通じて追求していく傾向が強い分野です。農業工学は、機械化による農業の効率化を研究する学問です。 農業経済学は、農業の経済的な側面を探っていく学問で、生産者の所得の向上や俯瞰的に見たときの農業の経済的安定などを目指していきます。貿易とエネルギーの問題など、国際的に見る経済的観点も求められます。

獣医学は、家畜やペットの病気の診断、家畜の品種改良などを勉強します。獣医師になるには、6年間獣医学科に通い国家試験に合格する必要があります。 畜産学は、人間にとって有用な動物を、目的に沿って生産・管理するための学問です。 生物の働きや、動物の心理、行動、動物の権利などについてまで研究分野が広がり、応用動物学とも呼ばれています。 水産学は、水産生物の適正な生産と有効利用を資源のバランスを考えて科学的に追求していきます。漁業学、増殖学、食品生産学の3つに大別されます。 森林化学は、森林だけではなく、そこに生息する生物との関係、関わりも含めて総合的に生態系バランスや林業経営などについて研究していきます。

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農林・獣医・水産系 偏差値一覧

2015年3月 現在